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    Categories: 30秒で理解! 本日の市況

16日、日経平均株価は反落。東芝問題の影響は?<市況17.02.16>

 

爆上げ株ニュース、藤枝和生です。

 

<市況17.02.16 前場>

 

大きく上がった後は、いったん下がる。これは株の鉄則ともいえます。理由は簡単で、利益確定売りが先行するからです。日経平均は119円安、値下がり銘柄は1100超に上がります。15日の米国株式は続伸し、NYダウとナスダック総合指数がともに連日で史上最値を更新しました。

 

しかし、今後の材料難でこう着感が強まりつつあるなか、仕手筋の売りも集まり、午前10時58分には同177円74銭安の1万9260円24銭まで下げ幅を拡大する場面も。

 

為替を見ている人なら敏感に反応すると思いますが、為替相場が1ドル=113円台の後半と円高で推移したことも下落の起因となっています。

 

<東芝問題>

 

東芝問題への警戒によって、日経平均は下げ幅を広げる展開。先述の通り、東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めています。

 

東芝<6502>は今年度内に予定していたメモリー事業の株式売却手続きを来年度以降に先送りする見通しと報じられ、東証2部降格の可能性が高まっています。

 

東芝問題は需給面に大きく影響するため、株価水準が高い銘柄、一般的に「値がさ株」への売りが警戒されやすいでしょう。

 

<推奨銘柄>

 

日本製紙(3863)

配当間近。利益確定売りが先行するも来月には2100は硬い。

日本ライフライン(7575)

期末一括配当を従来計画の17.5円から30円(前期は1→2の株式分割前で25円)に大幅増額修正。

 

 

 

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