2017年7月の市況は意外に安定している

 

ドル円が111円台に突入しても、日経平均株価が変わりません。

 

2万円の大台を何とかキープしているので、堅調な値動きといえます。円が上昇しても日経平均は大きく下げることはなく、高値圏をキープしているということは、投資家の心理もおおむね明るいものと考えていいでしょう。

 

またＴＯＰＩＸは、20日には2年来の高値をつけました。

 

日経平均、安定の理由

 

理由は非常にシンプルで、企業のファンダメンタルズが好調だからです。業績がいいから、これからも会社は伸びていくだろう、という自然な投資家の読み方があり、売買が活発になるのですね。

 

たとえばつい先日の20日「18年2月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.4倍の125億円に急拡大」という好決算を発表した安川電機 <6506> は、そこから20％の値上がりを見せました。

 

 

 

 

同じく業績好調のライザップ関連株のジーンズメイト<7448>が、この7月に（2017年）躍進したのも、記憶に新しいところですね。

 

 

 

 

 

今週、最低でもこれは抑えておきたい！　推奨株２選

 

スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684>

 

 

いわずとしれたビッグタイトルゲーム、「ドラゴンクエストXI 」の発売を目前に控えています。

 

 

 

正確なタイトル名は、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」。昔ながらのファンは、このオーソドックスかつベタなタイトルの雰囲気に、一撃でノックダウンとなることでしょうｗ　もちろん私も買います。

 

発売日は2017年7月29日。このタイトルの発売によって、好材料出尽くしとなりますが、一方でニンテンドースイッチ向けドラクエ11への期待感や、スマホ向けゲームの成長、「FF7 リメイク」などが準備されている19年3月期業績への期待も十分に持てるでしょう。株価は6月22日につけた年初来高値3930円を更新する可能性もあります。

 

チエル<3933>

 

 

昨年3月にジャスダック市場へ上場した学校教育向けICT（情報通信技術）事業の専業企業。小学校から大学を対象にデジタル教材や授業・講義支援システムなどを提供。政府は教育に向けたICT活用を推進しており、同市場に特化して事業を展開している同社へのサポートの期待は厚い。18年3月期の連結営業利益は前期比11％増の2億3000万円と最高益が予想されています。

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