選挙前にうごめく、各政党の思惑

 

５日の東京株式市場で日経平均株価は４日続伸となりましたね。前日比１円90銭（0.01％）高の２万0628円56銭。連日で年初来高値を更新し、2015年８月11日以来およそ２年２カ月ぶりの高値を付けていますので、個人投資家としては、日々の銘柄チェックも楽しいというものではないでしょうか。

 

ただ、やや高値になりすぎている感もあり、利益確定売りで下げる場面も目立つなど、強めに揉み合いという印象です。

 

東京株式市場はいきなりの選挙モードですが、私の予想以上に強い地合いを見せつけています。いろいろ混乱もありましたが、安倍首相の英断は政権基盤を強化するために、最適なところだったといえるのではないでしょうか。

 

現在、小池東京都知事が「希望の党」を立ち上げ、小泉元首相のサポートもあるとのこと。これによって、少しですが、安倍陣営に危うさも見えてきました。ただ、小池新党は注目されつつも民進党の政党交付金に絡む思惑や、都議の離反など、ここにも危うさを見せています。

 

この秋に上がる銘柄

 

今後、各党の票はおそらく相当割れるでしょう。そうなると、与党である安倍有利の図式は、解散後もほぼ同じと読みます。

 

東京電力ホールディングス <9501>

 

 

悪い材料が出ても買戻しが入る銘柄。昨年報じられたニュースでは、東電が政府から受け取った賠償資金の総額は原子力損害賠償法に基づく1200億円と合わせて4兆8067億円。今後も政府関係からの買い増しも入り、底値のいまだからこそ仕込んでおいて面白いですね。

 

レーザーテック <6920>

 

 

超微細加工技術であるレーザー技術が注目を集めています。これは量子コンピューター開発などへの応用も可能。今後注目される有機EL分野、量子コンピュータ関連として高騰要素が多い。日足・週足・月足ともに右肩上がり。9/22には2376円の年初来高値をつけていて、いまは利益確定売りが多いですが、潜在力は2500円以上。

 

今後もこちらは追記していきます。

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