アメリカの長期金利が上がるとどうなる? 現在の市況<2/3>

世界の株の動向に、大きな影響を及ぼすアメリカの長期金利。個人投資家にとっても、対岸の火事と見ているわけにはいきません。現在このブログにも「アメリカ 長期金利」などの検索ワードでアクセスしてくれる方が急増しています。
また、米中の貿易摩擦とも密接した関係にある長期金利の問題。この記事では「アメリカの長期金利が上がるとどうなる?」というテーマで解説しています。
さて、この記事がアップされた日(2/3)は節分、恵方巻きの日。コンビニで大量廃棄されるアレですねw 私は好きでも嫌いでもないのですが、メディアが無理やり作ったイベントというのは、だいたいうまくいかない気がします。
今日は節分。豆まきして厄払い福寄せするのは昔からの風習だけど、なんで恵方巻を食うのかわかんない。コンビニをはじめスーパーや飲食店で恵方巻を売り出てんのも意味わかんない。去年、某コンビニで従業員に恵方巻の予約数をノルマにして問題視されてたけど今年もまた物議を醸しそう。
— ♨︎ひさ松さん♨︎ (@hisatarou_hyper) 2018年2月3日
恵方巻の文化はよくわかんないけれど、単純にまわらない寿司屋にいく口実にして、美味しい海鮮巻をつくってもらって帰り、それぞれが食卓を囲む方角で、食べやすい大きさに切って、団欒しながら食べる日として楽しんでる。
— ゆるり (@kinakoyuruli) 2018年2月3日
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現在の市況<2/3>
さて、週末、昨日の市場で日経平均株価は反落しました。終値は前日比211円58銭(0.90%)安の2万3274円53銭。
アメリカ長期金利の上昇を受け、株価指標面で割高感。銀行から大型メーカー、中小個別まで幅広い銘柄が売られ、下げ幅が300円を超える場面がもありました。相場の予想変動率(ボラティリティー)が上昇し、投資家心理としては弱気になりましたね。
FOMCで利上げしまくってんやからそりゃ金利上がるし
1年以上前から織り込んでるんじゃないか?
金利上昇によるマイナスを減税効果でカバーしてのアメリカ上昇やと思ってたが違うのか
NY株式市場 一時600ドル超の下落 長期金利上昇で | NHKニュース https://t.co/lZtIPEwU7I— screwbat (@screwbat100) 2018年2月3日
現状、アメリカ長期金利が一段と上昇基調を強めています。これが株式需給や景気への悪影響を与えることもあり、買い増しはしにくいところです。
東証1部の売買代金は概算で3兆2149億円。売買高は17億244万株。東証1部の値下がり銘柄数は1186、値上がりは808、変わらずは70となりました。
アメリカの長期金利とはそもそも何?
よく株や為替に関するニュースを見ていると、「アメリカの長期金利が~」という言い方をしていますね。
この「長期金利」とは、ファンダメンタルズ分析をする上で重要です。
FOMCで利上げしまくってんやからそりゃ金利上がるし
1年以上前から織り込んでるんじゃないか?
金利上昇によるマイナスを減税効果でカバーしてのアメリカ上昇やと思ってたが違うのか
NY株式市場 一時600ドル超の下落 長期金利上昇で | NHKニュース https://t.co/lZtIPEwU7I— screwbat (@screwbat100) 2018年2月3日
なるほど。アメリカの金利が上がったというニュースを見て、普通は長期金利が上昇したんだなと分かるわかるわけだけど。一部の人は政策金利と長期金利を理解してないんだね。政策金利は景気の調整するツールでFOMCが決める人為的なもん。長期金利は残存10年の国債の利回りで市場(マーケット)が決める。
— 三重パパ (@yokkaichipanda) 2018年2月3日
相場で言う長期金利とは「国債」のこと。国債というのは「国の借金」ですから、「個人向け国債」という形で私たちも購入できます。
また、これを購入すると利子がつきますが、その算出根拠となる掛け率が「長期金利」なのです。
投資家が資金を運用するとき、国債と株式のどちらにするか? それは戦略です。例えばいまのように相場が良いときに、任天堂や東電のような普通の株のほうが儲かりやすいと思って買う人もいます。企業が倒産したら株はパーですから、国債を買う人もいます。
アメリカの長期金利が上がると円安になる?
アメリカの長期金利が上がると円安になるといわれます。
金利が高くなったので国債を買いたいという思いから、円をドルに替えてアメリカ国債を買うための円安が起こるからです。
これは、三菱東京UFJのような大手主要銀行よりネット銀行のほうが金利が高いから、そちらの銀行の定期預金に預けようとする思いと同じです。
また、「金利が上がる=景気がよくなった」という判断からドルを買う人が増えて、結果的に円安になるパターン。
アメリカはリーマンショックあたりから、景気を良くするために金利を引き下げて経済を動かそうとしています。景気が上がるとインフレもありますので、どこかでストップをかけないといけない。
そのときにやるのが、「金利の引上」です。
金利が引き上げられることによって、「アメリカ経済が良くなっている」という考えが世界中に広まり、ドルを買う動きが高まります。
「長期金利」によって、ドル円相場が動き、アメリカの政策にも 影響してきます。したがってアメリカの長期金利が上がると円安の可能性も上がる、と判断するべきなのです。
そもそも円安とは? 円安になると何がどうなる?
「円安」とは日本円の価値が外貨に比べて下がっていくことです。
外貨が日本円より高いわけですから、日本円を使う日本より、海外の国が強くなる、簡単な話ですね♪
円安になると株価にどういう影響が出てくるのかといえば、
・輸出企業の業績が良くなる
・株価が上がりやすい傾向となる
「円安ドル高」そんなフレーズがたくさん聞こえてくるタイミングは、日経平均に連動する銘柄を見ておきましょう。
日経平均に連動する銘柄
日経225連動型上場投資信託 <1321>
日本取引所グループ <8697>
ヒューリック <3003>
これらのチャートを見ていただければわかる通り、きれいに似通っていますね。
これ以外にも日経平均と連動する銘柄は、日精工 オムロン 東急不HD オリックス エプソンなどたくさんあります。これらの銘柄を定点観測するだけでも、日本株全体の動きが見えてきます。
日経平均の逆連動する銘柄もたくさんありますので、両方を定点観測すること。1日ではよくわからないですし、チャートが似ているなあ~と思うくらいですが、1ヶ月も続けて見ているだけで、日本経済の動きが見えてくるので面白いですよ♪
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