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米中関税問題で、来週の相場はどうなる?

 

令和が始まり、10連休明けの相場を楽しみにしていた投資家にとっては、なかなか辛い展開となりました。

 

5/11、米国株式相場は上昇しています。ダウ平均は114.01ドル高の25942.37、ナスダックは6.35ポイント高の7916.94で取引を終了。

 

トランプ政権が対中関税の引き上げを発動したほか、トランプ大統領が貿易摩擦問題の解決を急がない姿勢を表明し、売りが先行しました。

 

ムニューシン米財務長官が米中高官協議の進展を示唆したことから、下げ幅を縮小して上昇に転じています。

 

セクター別では、公益事業や食品・生活必需品小売が上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器や医薬品・バイオテクノロジーが下落。

 

今回は「米中関税問題で、来週の相場はどうなる?<190501>」ということで、米から突如発表された中国へ対する関税引き上げについて書いていきます。

 

米国にとって関税の値上げはどんな意味がある?

 

よくアナリストが伝えているのは「米が制裁関税で10%にしている事によって、米も経済的な打撃がある」という論調です。

 

至極当然な話に思えますよね、経済活動を行う得意先が、固まってしまっては困る。

 

しかし、米が10%の関税をかけているのは、別に中国にこだわる必要がない品目であり、あまり打撃はないといえます。

 

そして中国も、それを知っています。したがって他国と値段を合わせるしかなく、値引きや補助金などで対応し、実際に米に輸出されている値段はほとんど上がっていません。つまり、米に打撃はない。

 

現状、中国がバカスカ現金を使わされている状態。そして米は関税分の儲けが入ってきてホクホク。

 

25%への追加関税、トランプの戦略が光っただけの事態に思えます。

 

米の狙いは中国潰し?

 

新聞やアナリストは「貿易戦争」と煽っていますが、実際は戦争にすらなっていません。

 

中国は譲歩せざるを得ないですし、米国企業がこれから中国に多数進出するシナリオもありません。もちろん10%の関税も撤廃することはないでしょう。

 

世界の火薬庫である中国は、カネがあると軍隊を大きくしようとします。

 

トランプが嫌がるのはそこで、関税を使って、中国に打撃を与えたいのですね。

 

25%関税では中国は本当に困りますし、通商交渉で合意したというような流れになるのは明白。そして日本がどちら側につくべきかは米です。

 

令和の景気はどうなる?

 

日本の景気は確実に減速しています。

 

そして予定通り増税では、大不況待ったなし。

 

そもそも消費が増えていれば、増税も良いのです。でも、景気が悪くなって行く中での増税というのは、もう国が狂っています。

 

新元号が発表された4月1日には、コカ・コーラが27年ぶりに価格改定。牛乳やヨーグルト、塩など多くの商品が値上げ。食料品の値上げは継続的に起こっていて、これからも続くでしょう。

ただ、原油安から航空券は値下がりに。日本航空と全日本空輸が国際線の旅客運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を4月1日発券分から大幅に値下げ。そんなニュースもあります。

 

私たちにできることは、良い材料のある銘柄に投資をすること。そして世界のニュースには常に敏感になること。それしかありません。

 

 

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