１８日の日経平均株価は前日比３９１円４３銭安の２万１１１５円４５銭と大幅反落となりました。
ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）は同３１．６９ポイント安の１５６２．５１ポイントと１１日の年初来安値１５７５．３１ポイントを１週間ぶりに更新となりました。
世界景気の減速懸念を背景にした欧米株安を嫌気し、売り優勢でスタート。円高・ドル安も重しとなり、日経平均はいったん４００円近い下げとなり、目も当てられない状況に。
時間外取引の米株価指数先物の上昇などを支えに前場後半にかけて下げ渋り。
一時上げに転じた中国・上海総合指数が再びマイナス圏入りしたこともあり、前引けにかけて上値が重い展開。
後場は、下げ幅を拡大し、一時２万１１０１円４４銭（前日比４０５円４４銭安）まで下落。昼休みの時間帯に上海総合指数が一段安となり、円が対ドルで強含んだことで買い付けがさらに減りました。売り一巡後は下げ渋ったが、戻りは鈍く大引けにかけて安値圏で推移となりました。
東証１部の出来高は１６億２５１３万株、売買代金は２兆５０９８億円。騰落銘柄数は値上がり１３２銘柄、値下がり１９８２銘柄、変わらず１５銘柄となっています。
下落相場だからこそ仕込みたい個別銘柄
それにしても目も当てられない相場になったものです。
チャート的には下落の様相でしたし、私自身の持ち株は相当数減らしておりますので問題ないですが、今日一日で含み損を持ってしまった人も多いかと思います。
この押し目で買いたい銘柄がザクザク出てくる状態で、正直ワクワクはしています笑
例えば全日本空輸（ANA）です。潜在的な株価は4500円以上あるのですが、春先に調整に入ってから長く4000近辺をもみ合っています。
株主優待券の転売で、毎回数百万の実質配当金をもらっています。実は株主優待券である搭乗券の半額クーポンの価格は常に変動しているのですが、昨今はずっと上昇基調にあります。
1枚あたり５～７０００円程度で販売できます。
ANAの株主優待は、毎年3月末、9月末時点でANAホールディングス <9202> 100株以上を保有している株主が受けられます。
優待内容は、ANA国内線の搭乗優待券と、ANAグループ各社・提携ホテルで利用できる各種優待券のほか、株主専用サイトからは、機体工場見学会への申し込みの他、9月末時点での株主に届けられるカレンダーの種類（壁掛け型・卓上型）の選択などが可能です。
3月末時点での株主には、同年6月1日から翌年5月31日までの1年間有効な搭乗優待券と、同年6月1日から11月30日まで有効なANAグループ優待券が発送されます。
また、9月末時点での株主には、同年12月1日から翌年11月30日までの1年間有効な搭乗優待券と、同年12月1日から翌年5月31日まで有効なANAグループ優待券が発送されます。
搭乗優待はANA国内線の全路線（共同運航便を含む）の片道1区間を普通運賃から50％割引で利用できるというものです。
100株以上の保有で優待券1枚、200株以上の保有で2枚、300株以上の保有で3枚、400株以上の保有で4枚（400株超過分200株ごとに1枚追加）、1000株以上の保有で7枚（1000株超過分400株ごとに1枚追加）、10万株以上で254枚（10万株超過分800株ごとに1枚追加）が発行されます。
株数が多いほどにもらえる枚数が増えていきますが、株数との比率でいうと400株までがもっとも効率が良い計算になります。
例えば今年の3月9日の株価で計算すると、株主優待を受けられる最低限度の100株を取得するには41万8700円の投資金額が必要となりますが、現在の下落が続けばさらに効率よくもらえることになりますね。
この下落相場、いつの時代もこういう場面は買いで考えれば良いだけなのですが、やみくもに売りに走ったり、精神的に落ち込んでしまったりする人が投資家の大半です。
含み損が増えてしまった人も、嘆くことは一切ありません。下げへ対する準備がなかったという事実を振り返り、改善すること。そして、これからは正しい情報と準備で株投資をすると決めればいいだけなのです。
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